F1

FIAからJAFを通じて正式に井出のスーパーライセンスの取り消しが通達されたそうですね。同情に聞こえるかもしれませんが、トップドライバーがあのマシンに乗ったらどうなるかっていうのを実際やってみるといいのではないでしょうかアロンソが乗って問題ない場合、井出に問題があると言う事、アロンソでもダメならマシンの根本的な問題。誰が乗ったとしてもモナコのようなエスケープゾーンのないグランプリでは出走自体を認めるべきではないと思いますね。

ニュルブルクリンクでの熱戦を終えたF1サーカスは今週末、ここ、カタルニアサーキットで開幕します。なんといっても、昨年のワールドチャンピオン、フェルナンド・アロンソのホームグランプリというわけです。恐らく今年も、去年同様スペイン国旗とルノーカラーのフラッグで埋め尽くされるだろう。昨年は、アロンソは去年はホームグランプリでマクラーレンキミ・ライコネンに敗れるという結果に終わり、ここからマクラーレンの逆襲が始まった。だが、今年はマクラーレンはエンジンパワー不足に苦しみ、予選アタックで思うような結果を出せずにいる。しかし、今年はサン・マリノ、ヨーロッパGPを連勝した赤い皇帝ミハエル・シューマッハがワールドチャンピオンの前に立ちふさがるだろう。ヨーロッパGPでのフェラーリのマシンパッケージはルノーを凌駕していたし、昨年は苦しんだブリヂストンタイヤも復活を遂げた。

ここ、カタルニアサーキットはマシンの総合能力で左右されるといえる。本当にマシンこそが、勝つことを許される。やはり優勝争いは、ミハエルとアロンソという事になるだろう。