有馬記念

ディープインパクトという馬の社会現象が大きかった事を改めて感じるレースでした。ただ、騒ぎすぎです。「あと100M…いや、あと10Mあれば…」なんて言っておられる方がいらっしゃるようですが、勝負事に「〜たら…〜れば…」は禁物だという事をお忘れなく。ただ、負けて尚強しの競馬だったと思います。出走馬の顔ぶれからすると超スローと言っても良いような最初の1000Mが1分1秒8ですから、その中で上がり3ハロン34秒7の脚を使って伸びてくる事は立派です。しかし、ディープ以外の3歳馬のレベルが低かったと言う事も実感。菊花賞もAジャパンが力があれば勝てるレースだったし。ま、負けたことで関係者も肩の荷が下りるだろうし、私もこの敗戦は決して悪いモノでは無いと思っています。来年の走りに期待したいレースでした。ハーツクライは意表をつくルメールの好騎乗でした。お見事です。馬券も3連単・3連複・馬単的中で良い締めくくりとなりました。