スペースシャトル

燃料タンクセンサー異常の原因は特定されなかったものの、打ち上げは順調であり、この記事を書いている頃は無事、ディスカバリーは地球楕円周回軌道を周回していると思われます。
今回のディスカバリーのミッションはシャトルの安全性を高めるため、機体の損傷を軌道上で確認したり、修理したりする技術を検証すること。ステーションにドッキングし、水や物資も補給する。NASA唯一の女性船長であるアイリーン・コリンズさん(48)の指揮のもと、野口さんは、同僚飛行士とともに、任務の花形である3回の宇宙遊泳を行う。飛行期間は13日間で、8月7日早朝(同夕)センターに帰還する予定。
7人の飛行士が犠牲になった2003年2月のコロンビア事故は、打ち上げ時に外部燃料タンクから断熱材が落下、シャトルの左翼前縁部を損傷したのが原因だった。今回の飛行で採用された再発防止策は、事故調査委員会の勧告に基づいたもの。機体に異常がないかどうか監視するため、103台の地上カメラと2機の航空機に搭載した4台のカメラで打ち上げから軌道到達までを撮影する。
日本人飛行士は、1992年の毛利衛さん(57)以来4人が計7回シャトルに搭乗している。97年に土井隆雄さん(50)が初の船外活動をしているが、ステーションの外で活動するのは野口さんが初めて。

前回2003年のコロンビアの事故をきっかけに打ち出された10を越える安全基準項目を半数もクリアしないうちの打ち上げ再開に賛否両論だったが、今、シャトルを切り捨てる事になったら何カ国もが参加する宇宙ステーション開発はどうなるんでしょうか?次期シャトルの開発には恐らく10年近くの年月がかかるでしょう。

そ〜いや、数年前にケネディ宇宙センターに観光に行ったんですが、ワニが色んなトコにいました。2箇所ある発射台も遠くからですが見てきましたし、何しろ、シャトル組み立て工場が大きくて圧倒されました。機会があればまた行きたいですね。