F1 シーズン2006 総集編

セナ亡き後F1を引っ張り続けてきた赤き皇帝シューマッハがついにラストラン。決勝レース中にパンクやスローダウンなどトラブルが多々あった中で4番手まで上がってくるドライビングは圧巻でした。フェラーリの後釜となるライコネンをターン1でパスしていく時も、若手にF1の将来を任せたぞ的なお手本のようなオーバーテイクでした。悪くも言われるドライバーですが、数々の偉大な記録を残してきたドライバーが姿を消す事は非常に残念です。昨シーズン、タイトルを争った2人のトップドライバー、キミ・ライコネンフェルナンド・アロンソ、共に来シーズンからは新チームに移籍し新たなスタートを切る2人、あるいは、シーズン途中から期待の新星としてステアリングを握ったクビカなどの若手ドライバーの活躍を期待すると共に、引退するミハエル、さらには今シーズンでタイヤ供給を終了するミシュランのこれまでの功績を称えたいと思います。そして、最終戦まで縺れた両タイトル争いを制したフェルナンド・アロンソルノーに祝福の言葉を。